隠し味、少々。

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2020年12月15日

祖母との別れを偲んで:2話。

母は4歳の頃、
父方の本家、長男夫婦に
養女として迎えられました。

母の中にかすかに残る
小さな赤ちゃんを
抱っこしていた記憶。

母は長い間、その赤ちゃんが誰なのか
疑問にも思わなかったようで。

おばあちゃんを偲ぶ気持ちから
母と、祖母の妹さんたちの記憶を
繋ぎ合わせていったら
その赤ちゃんは祖母の実子であることが
分かりました。

母の義妹か義弟。

話は、そこから続きます。


時代はちょっと飛びますが
母は
「なんで言うことを聞いてくれないの!」
「なんで家だけ駄目なの?」
「鬼母!」

なんて
どこの家でも飛び交っていそうな?
私がわがまま三昧に
反発しまくっていた思春期の頃
育児でイライラする反面
母は内心うらやましく思っていた、
と最近聞きました。

母は、大人に甘えることを知らずに
育ってしまったわけです。

理想は
祖母一家に
幼い家族が4人も増えて
1人泣けば、他のちびちゃんもつられて泣いて、
なんとも賑やかしい。

そう映りそうなものが
当の本人は
家族には誰一人甘えてはいけない、
頼ってはならない、
嫌というほど学んだと言うから
現実には何が起こっていたのか。

母の気持ちを察するからに
育った環境が
嫌でも想像できてしまい
なんとも、切ない。

この人は本当のお母さんではないけれど
自分を育ててくれているから
感謝しなければいけない。

これが私の運命だから受け入れるしかない。

母は、ずっと自分に言い聞かせてきたと
よく、こぼす。

そばにいる
大切にしたい人を
こんな思いで向き合わなければならない気持ちは
自分にとっても、相手とっても
あまりに不幸。

実母の元でのびのび育ててもらえた私には
どう努めても、母の辛さが
分からない。

えぐい表現に
なってしまうけれど
孫の私たちは、
「お前(あなた)はおらあ(私)の子じゃなねえ(ではない)でなあ。」と
※方言です。
祖母が母へ
事あるごとに口にする様を見てきた。

おばあちゃん、ひどい!

に値するような暴力的な発言だけれど
これがうちのおばあちゃんの正常だった。

それを耳にしてきた孫私たちは
同情より
周りのおばあちゃんに比べて言葉がきつい人、
程度にしか
感じなかった。

なぜなら
母も母で冷たい面があったので。

母は何歳の頃に
祖母が自分の実母でないと知ったのか
その記憶がないと言う。

でもそんな事は全く無意味で
言いたいことをすぱっと言い放つ
飾り気のない祖母と一緒に暮らしていれば
嫌でも分かる。

言いたいことをあっさりぶちまける祖母に
それを真に受けてしまう母。

実は、祖母の実子3人は
いません。

大きくなれませんでした。

長女は5歳で病死。
下2子は原因不明で幼児期に他界。

かけがえのない我が子を続けざまに3人も
失ってしまった祖母。

自分を責めただろうに。
自分の運命を憎んだろうに。
消えてしまいたいと思ったかもしれない。

この現実は
祖母は身を切る思いだっただろうし
言葉に出来ない苦しみを抱えた
祖母のいた母も
言葉にならない苦を感じだろうに。

なぜ、二人が
経験しなければならなかったのか。

なぜ?

人を憎むな。
人を羨むな。

なんて一言で括ろうと
また、運命だからと
切り替えて過ごせればいいのかもしれないけれど
その気持ちはどこにぶつければいいのだろうか。

自分の感情を無視して
蓋をし続け暮らしてしまうと
いろんなところが
ねじ曲がってしまって
いつか解けなくなる。

二人のやり取りを見てきて
そう感じた。

長い、長い間
二人に立ちはだかった分厚い壁。

そう思えてならない壁も
ある日を境に
ガラガラと
少しづつ開き始めるのでした。

ああ霧が、晴れていく。


3話に続く。

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相変わらず画像編集が不具合中なので
写真だけを私のInstagramと
重ねるよう配信しています。

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