おはようございます。
もう12月、
そして1週が過ぎてしまいますね。
いきなりのタイトルですが
先月末に、私の大好きなおばあちゃんが
永眠しました。
11月初めに
容体が急変したと連絡が入り
それからは
バタバタと
バタバタと
時間だけが過ぎてしまって。
その時に感じた温かい気持ちや悲しみは
たった1か月なのにすでに薄れ始めていて
自分の中に残したい、
強く思ったあれこれも
こうして、いつか思い出せない日が
来てしまうのだろうか。
そう思うと
温かい大切な思い出たちを
形に残しておきたくて
記事を書き始めた先月。
ところが
毎日の生活や
家族にやってあげたいことや
時に身体を休めたくなったり。
そんな毎日の中で
書きかけては一時ストップして
また書きかけてはストップして。
なんて瞬く間に
12月に突入してしまい
完全に時間に置いていかれた気分。
なので今回のブログでは
大好きな祖母との別れを偲んで
過ぎていった私の中の思い出を
縫い合わせていきたいと思います。
さて。
あの世に旅立った祖母
享年102歳。
おばあちゃんが元気だった頃は
ご飯を食べに行ったり
一緒に買い物をしたり
私が祖母の勤しんむ畑へついていったり
よく出掛けたなあ。
おばあちゃんの全身が
孫は無条件で可愛い、
そう語りかけているような
あったかい愛を
私だけでなく姉や弟ももちろん
甥や姪までもが
実感したものでした。
なので別れは
それぞれとても悲しんだのですが
きっともっとも
深い悲しみを乗り越えたのは
私の母なのかもしれません。
祖母を語るには
母の存在は外せないので
そちらから入ります。
母と祖母は
直接の母子ではありません。
出会いは
祖母がまだ若かった頃、
おそらく20代頃でしょう。
母の実母が
母の弟を出産後、急死してしまいました。
突然の不幸と
現実の育児に
打つ手がなく
残された実父は
長男夫婦を
頼ったのでしょうか。
もしかして
長男夫婦から歩みよったのでしょうか。
こうして祖母は
祖父の姪の母を
養女に迎えました。
なので、祖母は
私の母の育ての母。
祖母と母の血の繋がりがあるかは
私は知りません。
祖父と祖母は従妹なので
父方の血縁であれば
祖母と母の血の繋がりはあり
母方であれば
血の繋がりはまったくありません。
話は
祖母の嫁ぎ先へ。
祖母は、
長男家に嫁ぎました。
家は
お姑だけでなく、祖父の兄弟姉妹も同居している
祖父の両親が事業で大成功を収めた
裕福な家庭。
祖母はそこへ嫁いだと
聞きました。
さぞ、豊かな生活を
送っただろうに。
ところが現実は
お姑や小姑からの陰湿ないじめや
旦那はなんとDV夫。
よく祖母が話してくれました。
働き盛りの頃
仕事終わりお腹を空かせて帰宅すると
食事がまったく残されていなかったと。
当時は、
コンビニはおろか冷蔵庫もレンジもない時代なので
食事をしたければ
準備に相当手間暇かかっていたはず。
クタクタに疲れて
帰宅して食べる物が残されていない食卓。
そこへ陰湿なお姑さんが
目を光らせていたと想像すると
おぞましい光景です。
祖母は
長男家の嫁にも関わらず
毎日遅くまで
外で働いて過ごしたというから
仕事を自分の居場所にしていたのかも
しれません。
祖母にとっての結婚は
どんな意味があったのだろう。
そんな生活を送っていた祖母に
やがて天使ちゃんが
舞い降りてきました。
赤子一人でも
育児はひっちゃかめっちゃかだろうに
続けて2人を出産したようで。
さらに育児奮闘中に
もう1人天使ちゃんを迎えました。
それが、母です。
母の記憶の中にうっすら残っている
幼い頃に赤ちゃんをおんぶしていた過去。
思い出を繋ぎ合わせていったら
その赤ちゃんが
祖母の実子だと分かりました。
義妹ちゃんか
義弟くんを抱っこしていたのね。
当時、母は4歳。
幼い女児が
赤ちゃんをおんぶして
可愛がっている姿はなんと和やかな。
太っ腹母ちゃんと母へ
やがて
不運が訪れます。
悲劇
苦難
いや、なんと例えるべきか。
それを機に
この二人の間には
誰も触れられない
誰も入れない
冷たい壁がふさがってしまい
長らく苦しい時期を迎えます。
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2話へ続く。


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