2019年03月10日

渡航での出張エステにつきまして。

先日、沖縄の花嫁さんから
当店へブライダルエステのお問合せがありました。

当店の公式HPをご覧になって頂いたようで
「ぜひビゼンへお願いしたいです。」とも
添えられており、
エステティシャンとして
この反響は冥利に尽きます。

このたびはご婚礼、誠におめでとうございます。
お問合せを頂き、有難うございました。

さて、私事になりますが
23歳にエステティシャンの扉を開け
この業界へ飛び込んできました。

良識ある大人へと成長している人が居る中で
20代前半の私と言えば
お世辞でも大人とは言えない
自分の中に持つ美容への信念はもちろん、人間性も然り、
自分というものがない、悪く言えば、中身の無い頃でした。

エステテクニックの美は、
人の内面と外面の両方バランスが整ってこそ磨かれ
輝きを放っていくもので
エステティシャンはその美を
追求するプロであるかと思っています。

これは、エステティシャン自身も
同様です。

しかしいざ業界へ飛び込んでみますと
私が入社した会社が異色だったのか
「エステティシャン=数字がすべて(強引な営業)」

この図式が当たり前に成り立っていたので
本懐を果たすべきはずの「美」とは
ずいぶんとかけ離れた現実に戸惑った記憶があります。

今でこそ、悪い側面だけだったとは言いがたく
エステティシャンとしての技量だけでなく
人間関係のいざこざや欲の表と裏が漂う矢面に立ち
できれば携わりたくないこの環境こそが
「エステティシャンとして、人として、何が必要なのか。何が人の道に外れたことなるのか。」
お仕事を超えて、人として、
確かに向き合うようになりました。

自分の中の信念が
逆に養われていったのはなんだか皮肉ですが
それをお給料を頂きながら経験できたと思えば
私にとっては無駄ではありませんでした。

とは言え仕事ですから責任がありますが
行き過ぎれば貪欲な空気感や雰囲気となって漂ってしまう。

隠そうと思っても隠せるものではなくて
お金を払う側へ伝わっていたはずだと捉えると
来店されるのはありがたいことですが
やっぱり個人の価値観で購入を選んでいるので
どちらがどう、とも言い難いのかもしれません。

エステティシャンとして4年目。

エステティシャンとしての仕事は
好きだったのですが
働く環境に正直疲労困憊してしまい
エステティシャンではなく
別の職業に変えようかという分岐点に立った頃。

まさにそのタイミングで
お友達から連絡があり
彼女の知人の地元蒲郡市で美容院を営む男性社長から
新規エステサロンを任せたい人を探していると
声がかかりました。

私は、エステティシャンではあるものの
人の上に立つような店長やマネージャーの経験すら
これまでの人生でありません。

自信なんて程遠いところにいたのですが
なぜか引き受けてみようと心が動きました。

表情は穏やかに。
内心は、責任を全うする。

毎月かかるコスト計を最低でも売上なければならない、
というのが私の立場の責任の一つで
常に数字がつきまといました。

当たり前のことを
当たり前にしても
思うような結果につながらず
簡単なものではありませんが
もがきながらも数字が安定していくと同時に
自営業という方向性を見出すきっかけになり
その経験がなければ今はありません。

あの時、覚悟を決めて
本当に良かったと思っています。

28歳で自営業者の扉を開け、
42歳になっても尚、エステティシャンとして
こうして公式HPを公にしながら
お仕事を続けられていますが
これまでの経験も然り、
私は恵まれているなあと最近、心から感じています。

昨年5月、結婚を機にこの岡崎市に嫁いできまして
エステサロンの店舗を借り
本業として、営業を続けようか
今でもよぎることがありますが
何事にも、理想と現実があります。

こうして、エステティシャンとして、
自営業者として、
私自身の心境や環境の変化があり
とても大切なことかと思い、
出張エステについての今後についてブログに更新致します。

私が東京都内から
沖縄へ拠点を移して生活を始めた2年の
2013年夏から2015年中は
東京都内からエステのお問合せを頂きましたら
多い時で月3回、
渡航でも関係なくほぼお受けしていました。

一番手の予約が入りますと
予約日を2〜3日定め、
その他の既存の方へ直接連絡したり
ブログで告知しながら
予約数を一定数確保し
出張にかかる航空券だけでなく、その他旅費交通費を
極力抑えられるようなアクションを
裏ではしていました。

当然、キャンセルもありますし
一定数予約を確保できない出張もあり
マイナスになる出張も
実は少なくありませんでした。

しかし、沖縄を拠点にしていた時と
今とでは
独身から既婚しただけをとっても
私のライフスタイルがまったく変化し
「交通費は別途かかります。」と
形式を変更し、提示しています。

そういったことを念頭に
先日のお問合せに自分がどこまで対応できるのか
シュミレーションをしました。

ブライダルエステ1か月プランであれば3回、
2カ月プランであれば6回、
一旦お受けすれば
その回数分、沖縄へ飛ぶことになります。

日帰りではまず無理なので
プラス宿代もかかります。
(宿代はこちらの負担)

しかし、第一に
エステテクニックは、旅行業社と違って
万が一前日や当日の予約のキャンセル者が出たら
予約した料金のすべてを100%を請求することは
ほぼほぼ難しいです。

事前振込という方法を取れば、
何の問題もありませんが
実はそれ以前に、

自分の身体なのに
体調がいつどうなるのか読めません。

エステティシャンもしたい。
母にもなりたい。
結婚生活も平穏に送りたい。

お店として、個人として、
どれだけ思いを込めても、
すべてを手に出来るほど甘くはありません。

こうして冷静になるよう務めていますが
昨年夏前に沖縄那覇サロンをクローズしても尚、
人の目に留りお問合せの流れが続いていること自体が
数に関係なく、大変ありがたいことだと思っています。

カタッ苦しく考えずに
「お問合せを受ければいい」
とも捉えられるのかもしれません。

しかし、
「お金を頂く’健全な環境’がプロとして今、自分にはあるか?」
というプロとしての軸にあてはめて考えてみますと
今の私の状況では曖昧さが際立ち
迷惑をかけてしまう可能性は拭い去れず
先日のお問合せには
お断りのメールを入れさせて頂きました。

’健全な環境’と
一言にしても受取り方は人それぞれですから、
今後、どこかのタイミングで
私が考えるサービスの’健全な環境’について
このブログでまとめてみたいと思います。

上記の諸事情から、
渡航(私が今岡崎市に住んでいます)での出張エステは難しくなるため、
どうぞご理解頂けますと幸いです。

このたびは、私自身の勝手な都合でお受けできず
誠に申し訳ありません。






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posted by 美知 at 10:44| 告知